ブレイクアウト(B/O)|リムの取り方 パターン①
コーナーのアール(ボードが曲がっている部分)を使ってパックを回すことを「リム(Rim)」と言います。
主にパックキャリアが緊急時に素早くパックを離したいときにリムを使います。
このリムをアンカー(45°の選手)が取ってブレイクアウト(前進)に素早く繋げるためのスキルを練習しました。
今回は「スケートトラップ(足で受ける)」で、できるだけヘッドダウンせずに素早く次のプレーに繋げる方法。
主に、アンカーの選手へのプレッシャーが来てない時に用いるスキルです。
プレッシャーが来ていないのに、ボード際を向いてヘッドダウンしてしまうだけでプレーの判断が遅くなります。
更にに言うと、アンカーに入る前に周辺視して、プレッシャーの有無を確認してリムの取り方を選択する必要があります。
アイスホッケーはボードを使うことができる競技ですので、ボードを上手に使えるだけでプレーの選択肢が広がります。
また、練習前に選手にも伝えましたが、リンクによってボードの跳ね返り方が若干異なります。
初めてプレーするリンクでは、事前にボードの跳ね返り方や、リムを出したときにきちんとパックが回るか、などをチェックしておくと良いでしょう。
4 Nations Face-offのカナダの決勝点を作ったMarnerのラストパスも違った手法(アウトエッジ)でのスケートトラップですね!