
GOALIEクラスでは、世界基準を重視した独自のゴールテンディング理論に基づく専門練習及び指導を中長期的な視点で実施します。
▼ソリッド/リアクティブ

近年のアイスホッケーはプレーヤーのハンドリングスキル、プレースピード、シュートスピードが劇的に向上しました。
その中でゴーリーはパックに対しての構え(姿勢)、正対、スケーティングの「ソリッド要素」、プレーに対しての読みや反応の「リアクティブ要素」を融合したプレーが求められます。
SHアカデミーでは常にパックに対してソリッドに向き合いながら、シュートや工夫された動きに対してリアクティブにプレーするスタイルと理論を構築し実践します。
▼スケーティングスキル
ゴールテンディングで重要なのは、パックの動きに対して正確に正対し続けるための「スケーティングスキル」です。
ゴーリーの試合中の活動の割合は90%以上は正対し続けるためのスケーティングです。
SHアカデミーのゴーリー練習はスケーティングを中心としたセーブやブロックの練習を多く行います。トップレベルのゴーリーになるには、トップレベルのスケーティングスキルが必要不可欠です。
プログラム
▼メインテーマ
①ベーシックセーブ(ポジショニング)
ソリッドを重視した基本的な正対スケーティングからバタフライセーブ/ブロックまでを展開します。
ギリギリ止めるのではなく、パックの動きより先に構えや正対を終わせて
シュート(パック)をよく見て反応すること(パックトラッキング)を重視した練習をします。
②ポストプレー/RVH・OPD
アイスホッケー特有の「ビハインドザネット(ゴール裏)」や、「RVH(リバースブイエイチ)」「OPD(ワンパッドダウン)」を状況に応じて使い分けながらプレーする技術を学びます。
③ショートプレー
全得点の大半を占めるゴール周辺のスコアリングへの対応を練習します。
リバウンド、バックドア、ディフレクション、ディッキング各種
④スクリーン
ゴーリーの視界を遮る「スクリーンプレー」に対するパックの追跡や正対スケーティング、セーブを練習します。
⑤アクティブハンド/クイックフィート
プレースピードが高速化する近年のホッケーでは必ずしも基本通りにシュートを止められるわけではありません。
正対移動中にバタフライの姿勢からハイショットへ反応する「アクティブハンド」、連続的な動きを必要とする「クイックフィート」を練習します。
▼プログラム構成
・年間24回以上のオンアイスプログラムの実践
・自主的なオフアイストレーニングの推奨
・2ヶ月毎を1サイクルとしプログラムを構成
・その他ゴーリークリニック、レッスンの開催
▼BASIC GOALIEプログラム

BASIC GOALIE 年間計画

▼ELITE GOALIEプログラム

ELITE GOALIE 年間計画

▼練習構成
4〜5月はゴーリー専門練習を中心とし、6月以降はゴーリー専門練習と合わせてプレーヤーのスコアリングに対する練習を並行して行います。


ゴールを複数個設置し多面練習を行います。
全体練習の際も空いたゴールやスペースを利用しゴーリー練習を継続します。