現代アイスホッケーの特徴
1.スピードとスキルの向上（高速化）
◼︎スピードが重要視され、高度なスケーティング技術と加速力が求められる。
◼︎ハンドリング、パス、シュートの精度が向上し、ワンタッチパスやクイックリリースが進化。
◼︎フォアチェックやバックチェックが速くなり、相手の時間とスペースを奪うことが鍵となる。
2.戦術とシステムの進化（複雑化）
◼︎ 「ポジションレスホッケー」が主流となり、フォワードとディフェンスの役割が流動的になり、全員が攻撃・守備に関与するスタイルが主流
◼︎チェッキングシステムが高度化し、守備戦術が進化。
◼︎スペシャルプレー（PP/PK）が複雑化し、パワープレーの動きが創造的に。
3.ゴールテンディングとスコアリングの進化
◼︎GK技術の向上：バタフライ技術、RVHやOPDなどポストプレーが進化
◼︎シュート技術の向上：クイックリリースやワンタイマーの精度が向上し、ゴーリーの反応時間を短縮。
◼︎攻撃戦術の進化：ゴール前のスクリーンやリバウンド狙いのプレーが増加。バックドアやパスアクロスが効果的に活用される。
現代アイスホッケーから逆算し、早い段階から適応する能力を身につけていく必要があります。
プレーモデル
SHアカデミーでは、プレーの方向性や指導内容を体系的にまとめた「プレーモデル」があります。
プレーモデルの要素を各年代に落とし込みながらスキルとホッケーIQの向上を目指します。
プレーヤー練習内容
プレーモデルから逆算し、選手たちが「スキル」と「ホッケーIQ」を継続的に高められる練習を行います。
①スキルトレーニング
個人スキルを高める（スケーティング、パックハンドリング 等）
②戦術トレーニング
プレーの方法を学び、判断力と実行力を養う
③スコアリングシチュエーション
得点につながるプレーを学ぶ
④ゲームシチュエーション
試合を想定した実践的トレーニング
ゴーリー練習内容
プレーモデルから逆算し、選手たちが「ソリッド」と「リアクティブ」の観点で、継続的にスキルを高められる練習を行
います。
①正対・デプス
正対：シュートに対し正面を向くこと（左右）
デプス：パックとの距離で位置を調整すること（前後）
②ポストプレー
ポストの間での移動やパックの見方
RVHやOPD
③ショートプレー
至近距離からのシュートに対してのセービング
サイドリバウンド、バックドア、ディッキング 等
④スクリーン・ディフレクション
スクリーン：視界を遮りゴーリーの反応を遅らせる動き。
ディフレクション：シュートの軌道を変えてゴールを狙うプレー。
年間練習プラン
年間を通じて段階的な練習計画を進めていきます。
リンクを効率的に使いながら効果的な練習を進めていきます。
