①120°方向転換×ローショットセーブ
わざと外側を向いた状態から、構えを方向転換し正対静止→ローショットをスティックでセーブします。
▼ポイント
1.方向転換のトラッキング、Cカットは限界まで小さく早くする 2.プッシュレッグはストップレッグを追い越すように引きつけて早く静止する (両足ストップになるように) 3.ローショットは上から覗き込むようにパックトラッキングする 4.つま先にシュートが当たらないようブレードで正確にコントロールする 5.氷にブレード全体をつけたままセーブする(ブレードを浮かせない!) 6.セーブ→フォローを必ずセットで行う (元の位置に戻るまで正確にプレーする)
②連続シャッフル&バタフライ×サイドホールセーブ
このドリルもわざと外側を向いて構えます。
バタフライ×シャッフルを連続的に動き正対→トップクリーズへ正確に正対静止し、サイドホール(構えの外側)へのシュートをセーブします。
▼ポイント
1.バタフライ×シャッフルはできるだけコンパクトに動く 2.次のパックを急いで見る(移動前に見る意識) 3.重心は次の方向に倒したままプッシュする 4.シュートより先に構えと正対静止を完成させる 5.セーブ→フォローを必ずセットで行う
③連続バタフライシャッフル×アジャストセーブ
最後にバタフライシャッフルの連続的な動きからハンドリングで横に動くのに対してアジャスト(正対位置の調整)→セーブです。
バタフライの際はアウターロールバランスを維持し、重心移動や方向転換をしやすいように構えます。
アウターロールバランスが維持できなければ素早い方向転換ができずプレーに遅れてしまいます。
▼ポイント
1.次のパックを急いで見る(移動前に見る意識) 2.バタフライ→基本姿勢にキャンセルする際はスタンスを狭くする 3.ハンドリングに対してはパックがずれた分だけシャッフルで調整する 4.シューターのハンドやブレード、重心、ハンドリングを分析して正対やシュートを予測する
前期よりも練習の難易度は上げていますが、ドリルの目的やポイント理解し、イメージやリアリティーを持って取り組むことが大切です。
スケーティングでもセービングでも、パックトラッキングが不足して位置がズレたり見失ったりがありましたので、次回は【例のアレ】確定です…。