BASIC #13 パス&ゴー(動き出し)
パスをもらいながら次の方向へ動く(コントロールオリエンタード)の要素と、パスしながら次の動きを実行する(パス&ゴー)をテーマに練習しました。
次の動きを予め予測し動くには
・パスを”もらう前に”見ること ・パスが”自分に向かって来る最中に”相手守備の状況を見ること
⇒認知(見ることで情報を集める)が大切です。
▼Drill-1 パス&コントロール(トライアングル)
まずはパスをもらいながら次の方向へ身体とパックを一緒に動かすことと、パスしながら走るといった基礎的なテクニックを反復します。
▼Drill-2 パス&ゴードリル
空いたスペースを探しながらパス&ゴーを意識づけします。
慣れてきたらワンタッチパス限定にすることで、パス&ゴーはより強調されますし、身体の向きが整わないとパスが受けれなくなります。
▼Drill-3 3on1ロンド
日本では”鳥かご”としてウォームアップで良く取り入れられていますが
SHアカデミーはアイスホッケーという球技の原理原則を学ぶためのトレーニングとして導入しています。
”早いパス交換”に終始せず、ポジショニング(立ち位置)やサポート(味方がパスを出せるように動く)といったオフザパック(パックを持っていないときの役目)も意識づけしていきます。
動画のデモンストレーションのように、オフザパックの選手がDFの外から顔とスティックを出してパスコースを作ります。
▼Drill-4 パス&リターンパス→ドリブルアクロスシュート
パスレシーブの原則は
「パスを出したらすぐ次のパスコースを作る」ことです。
パスしながら反転し素早くリターンパスを受ける準備をします。
シュートはできるだけローヤルロード(RR:リンク中央線を超えて打つシュート)を超えるハンドリングで狙います(ドリブルアクロス)
▼Drill-5 パス&リターンパス→パスアクロス×ワンタイマー
アイスホッケーはチームスポーツです。
味方と協力して得点チャンスを作ることもこの年代から意識づけさせていきます。
ドリル構成はDrill-4と大きく変わりませんが、想定を変えて
F2(2番手)はF1(1番手)の逆レーンを走り、パスアクロス(RRを超えるパス)→ワンタイマーで得点を狙います。